個人再生とは、法的に認められた債務整理の一種であり、裁判所を通じて行われます。
主に、債務を全額返済することが困難な個人が、自己破産することなく再生計画に基づいて債務を整理し、経済的な生活を立て直すための制度です。
裁判所が承認した再生計画に基づき、債権者への返済を行っていくことで、借金を減額し残った債務を一定期間にわたり分割して返済します。
手続きには専門的な法律知識や複雑な書類作成が必要です。そのため、専門家に依頼することが成功のカギとなります。
本記事では、個人再生を得意とする法律事務所を厳選して紹介します。
そのほか、弁護士・司法書士の選び方から、依頼時の具体的な費用まで、個人再生について理解を深めるための情報を記載しています。
経済的に困難な状況に陥ってしまったとき、個人再生は新たな生活をスタートさせるための一つの選択肢です。生活再建の一歩を踏み出したい人は、ぜひご覧ください。
2026年10月に個人再生の無料相談で【おすすめの法律事務所3選】▼
事務所名 |
グリーン司法書士法人 | アヴァンス法務事務所 | 弁護士法人東京ロータス法律事務所 |
|---|---|---|---|
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| おすすめ ポイント |
①年中無休で24時間受付 |
①女性でも安心相談OK |
①何度相談しても無料 |
| 公式 サイト |
全国対応!24時間受付▼
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目次
個人再生に強い法律事務所おすすめランキングTOP18選

複雑な案件やトラブル対応が予想される場合は弁護士、費用を抑えたい場合やシンプルなケースでは司法書士も選択肢となります。
| 事務所名 | 種別 | 実績 | 個人再生の費用 (税込) |
|---|---|---|---|
| アヴァンス法務事務所 | 司法書士事務所 | 累計34万件以上の相談実績 | 41.8万円 (住宅ローン特則あり47.3万円) |
| 弁護士法人 東京ロータス法律事務所 |
弁護士事務所 | 6000件超の受任実績 | 着手金33万円~、報酬金33万円~ 住宅特則+11万円 |
| グリーン司法書士法人 | 司法書士事務所 | 年間3300件、累計1万件超の相談実績 | 33万円~ (2社目以降+2.2万円、住宅特則+5.5万円) |
| 司法書士法人 みつ葉グループ |
司法書士事務所 | 累計24万件超の債務整理実績 | 50万円~80万円 |
| 司法書士法人 赤瀬事務所 |
司法書士事務所 | 5万件超の相談実績 | 44万円~ |
| 弁護士法人 サンク総合法律事務所 |
弁護士事務所 | 月450~600件以上の相談実績 |
着手金44~55万円、報酬金11万円~ |
| 司法書士法人穂 | 司法書士事務所 | 非公開 | 要相談 |
| 司法書士法人 はたの法務事務所 |
司法書士事務所 | 20万件超の相談実績 | 38.5万円~ (再生委員費用込60.5万円~) |
| 弁護士法人 ひばり法律事務所 |
弁護士事務所 | 非公開 | 着手金33万円~、報酬金22万円~ |
| 弁護士法人・響 | 弁護士事務所 | 45万件超の相談実績 | 着手金33万円、報酬金22万円~ 住宅特則+11万円 |
| 弁護士法人 みやび |
弁護士事務所 | 非公開 | 44万円~ |
| 司法書士法人 杉山事務所 |
司法書士事務所 | 月1万件以上の相談実績 | 住宅ローンなし44万円、あり55万円 |
| ベリーベスト法律事務所 | 弁護士事務所 | 36万件超の相談実績 | 住宅特則なし55万円、あり66万円 事務手数料4.4万円 |
| 司法書士法人 中央事務所 |
司法書士事務所 | 月1万件以上の相談実績 | 34.98万円~ |
| イージス法律事務所 | 弁護士事務所 | 年間1,500件以上の解決実績 | 要相談 |
| 弁護士法人 つちぐり法律事務所 |
弁護士事務所 | 非公開 | 着手金55万円~、報酬金11万円~ 住宅特則+11万円 |
| 弁護士法人 ユア・エース |
弁護士事務所 | 17万件超の相談実績 | 要相談 |
| FAST法律事務所 | 弁護士事務所 | 非公開 | 49.5万円~ |
1.個人再生の実績・専門性
相談・解決件数、個人再生の具体的な成功事例、複雑な案件への対応力を評価
2.利用者の口コミ・満足度
説明の分かりやすさ、迅速さ、サポート体制など実際の利用者の声を評価
3.費用の明確さ・分割払い対応
着手金・報酬金の明確さ、分割払い可否、初期費用の低さなど経済的負担の少なさを評価
4.相談しやすさ・アクセス
オンラインや電話相談の可否、相談受付時間の柔軟さを評価
5.サポート体制・安心感
女性専用窓口や匿名相談、家族や職場に知られずに手続きできる配慮などを評価
相談料は0円でWEBからすぐに問い合わせが可能。全国から24時間365日受け付けています。まずは、自分の状況の話だけでも聞いてもらいましょう。
①アヴァンス法務事務所

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:大阪府大阪市中央区北浜2-2-22 北浜中央ビル3F/東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目4F
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記、相続手続きなど
- 営業時間:平日9:30~21:00、土日祝10:00~18:00
- 個人再生の費用:418,000円(住宅ローン特則ありの場合473,000円)
アヴァンス法務事務所は、債務整理分野で34万件以上の相談実績を持つ大手事務所で、個人再生をはじめとする債務整理手続きに強みがあります。
相談料は何度でも無料、費用も分割払いに対応しており、経済的な負担を抑えたい方にも利用しやすい料金体系です。
特に、任意整理や個人再生にかかる費用が業界水準よりもリーズナブル。費用の明確な提示が徹底されているため、後から予想外の請求が発生する心配がありません。
また、「アヴァンス・アシスト」という返済代行サービスを提供しており、複数の債権者への返済管理が難しい方にも便利です。
女性専用窓口も設けているため、女性の相談者も安心して利用できます。
過払い金請求の実績なども口コミで高く評価されており、初めて債務整理を行う方や、サポート体制を重視する方におすすめの司法書士事務所です。
②弁護士法人東京ロータス法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都台東区東上野1-13-2 廣丸ビル1-2階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、相続、離婚、刑事事件、不動産、企業法務など
- 営業時間:平日10:00~20:00、土日祝10:00~19:00
- 個人再生の費用:着手金330,000円~、報酬金330,000円~、住宅ローン特則ありの場合+110,000円
弁護士法人東京ロータス法律事務所は、債務整理分野に特化し、個人再生を含む7,000件以上の相談実績を持つ大手法律事務所です。
費用が比較的安価で、任意整理や個人再生の着手金が業界水準より低く設定されているため、経済的な負担を抑えたい方にも適しています。
相談料は何度でも無料で分割払いにも柔軟に対応、初期費用が用意できない方でも安心して依頼できます。
和解後の返済を事務所が代行してくれるサービスもあり、複数の債権者への返済管理が難しい方にも便利です。
口コミでは「対応が丁寧」「他の事務所よりもスムーズに解決できた」「安心感がある」など、高い評価が目立ちます。
債務整理に特化した豊富な経験とノウハウを活かし、依頼者の状況に応じた最適な解決策を提案してくれます。
③グリーン司法書士法人

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル12階(他、大阪・名古屋にも拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、遺言・相続手続、成年後見、不動産登記、会社設立など
- 営業時間:平日9:00~20:00、土日祝10:00~17:00(要予約で営業時間外対応可)
- 個人再生の費用:330,000円~(2社目以降+22,000円、住宅ローン特則ありの場合+55,000円)
グリーン司法書士法人は、個人再生を含む債務整理分野で2万件以上の相談実績を持つ、業界でもトップクラスのノウハウを誇る司法書士法人です。
個人再生の申立書や再生計画案の作成など、煩雑な手続きを分かりやすくサポートしてくれる点が大きな強み。
初回の相談料は無料で費用の分割払いにも対応、まとまったお金を用意できない方でも安心して依頼できます。
また、着手金が無料であることも大きなメリット。
口コミでは「親切で相談しやすい」「説明がわかりやすい」「対応が早い」といった高評価が多く、依頼者の不安や疑問に丁寧に応えてくれる姿勢がうかがえます。
女性司法書士も在籍しており、相談のしやすさや配慮の細やかさにも定評があります。
家計の見直しや根本的な解決策の提案も行っており、単なる手続きだけでなく、依頼者の生活再建をトータルでサポートしてくれます。
④司法書士法人みつ葉グループ

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49階(他、全国各地に拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記、相続手続きなど
- 営業時間:24時間365日(電話・メール受付)
- 個人再生の費用:500,000円~800,000円
司法書士法人みつ葉グループは、累計24万件以上の債務整理相談実績を持ち、全国に拠点を展開する大手司法書士法人です。
個人再生や任意整理、過払い金請求など幅広い債務整理手続きに対応し、70名以上の専属チームが専門知識とノウハウを活かしてサポートしています。
相談料や着手金、減額成功報酬が無料で、基本報酬のみで依頼できる明朗な料金体系が大きな魅力です。
分割払いにも対応しているため、まとまった費用が用意できない方でも安心して利用できます。
24時間365日対応可能な相談体制も強みで、家族や職場に配慮した手続きや女性相談員による対応も好評。
口コミでは「丁寧な説明」「何度でも無料相談できる」「家族に知られず手続きできた」など高評価が多く、信頼性の高さがうかがえます。
⑤司法書士法人赤瀬事務所

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-10-30 豊城ビル5階(他、東京・福岡など複数拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記、相続手続きなど
- 営業時間:平日8:30~21:30、土日祝8:30~21:00
- 個人再生の費用:440,000円~(申立費用)
司法書士法人赤瀬事務所は、全国対応で累計5万件以上の相談実績(解決実績は8,000件以上)を誇り、債務整理に特化した豊富な経験とノウハウを持つ司法書士事務所です。
代表司法書士は、行政書士や土地家屋調査士の資格も持ち、幅広い法律知識を活かして多角的にサポートできる点が強みです。
費用面でも着手金や報酬が明確で分割払いにも対応、まとまった費用が用意できない方でも安心です。
女性スタッフによる対応や、出張相談、代位弁済など、個々の事情に合わせた柔軟なサービスも高く評価されています。
特に、和解交渉が難航しやすいケースでも粘り強く対応してくれる点が口コミで好評です。
⑥サンク総合法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、民事事件、企業法務、離婚、相続、倒産、刑事事件など
- 営業時間:平日9:30~18:30(相談は24時間365日受付)
- 個人再生の費用:要相談
サンク総合法律事務所は、債務整理分野で豊富な実績を持つ弁護士が在籍、個人再生を含むさまざまな手続きに強みを持っています。
アットホームな雰囲気で相談しやすく、初めて借金問題を相談する方でも不安なく利用できるのも強み。
相談は平日だけでなく、状況に応じて休日や夜間も対応可能です。
実際の口コミでも「親身に相談に乗ってくれる」「家族や職場に知られずに手続きを進められた」など、きめ細やかな配慮が評価されています。
個人再生では、住宅を守りながら借金を大幅に減額できた事例や、複雑な手続きもスムーズに進めてくれたという声が多く見られます。
費用面でも分割払いに対応しており、経済的な負担を抑えたい方にも適しています。女性弁護士も在籍しているため、性別を問わず安心して相談できる点も魅力。
債務整理に関するノウハウが蓄積されているため、どの手続きが自分に合っているか分からない場合でも、最適な方法を提案してもらえます。
⑦司法書士法人穂

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-8-4 全国対応
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記、相続手続きなど
- 営業時間:24時間365日(電話・メール受付)
- 個人再生の費用:要相談(相談者の状況により変動)
司法書士法人穂(ほのか)は、個人再生の分野で利用者から高い評価を受けている司法書士法人です。
最大の特徴は、女性専用の相談窓口があり、所員の大半が女性という点です。女性の依頼者が安心して相談できる環境が整っています。
相談は何度でも無料で24時間対応しているため、忙しい方や急な相談にも柔軟に対応可能。債務整理の専門チームが在籍しており、金融会社との交渉や書類作成もスムーズです。
また、分割払いや後払いにも対応しており、初期費用の心配がある方でも依頼しやすいです。
口コミでは「安心して任せられた」など、スタッフの人柄や相談しやすさが高く評価されています。
⑧司法書士法人はたの法務事務所

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階(他、全国対応)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記、商業登記など
- 営業時間:9:00~21:00(年中無休)
- 個人再生の費用:書類作成費用385,000円~、再生委員費用220,000円~(合計605,000円~)
司法書士法人はたの法務事務所は、累計20万件以上の相談実績を持つ、債務整理分野でトップクラスの司法書士法人です。
相談料・着手金・出張費が無料で、分割払いにも対応。全国対応・年中無休・24時間受付と、いつでもどこでも相談できる利便性も大きな魅力です。
女性専用ダイヤルも設けており、女性でも安心して相談できる環境が整っています。
口コミでは「費用が安い」「借金が減額できた」など高評価が目立ち、顧客満足度も95%以上と非常に高い水準です。
公式サイトでは体験談も多数公開されています。費用面・対応力・実績の3拍子揃った事務所としておすすめです。
⑨弁護士法人ひばり法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都墨田区江東橋4-22-4 第一東永ビル6階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、その他民事事件
- 営業時間:平日10:00~19:00(土日相談は予約制)
- 個人再生の費用:着手金330,000円~、報酬金220,000円~
弁護士法人ひばり法律事務所(旧名:名村法律事務所)は、個人再生を含む債務整理分野で高い評価を得ている法律事務所です。
特徴は、相談者一人ひとりに寄り添う親身な対応と、分かりやすい説明を徹底している点です。
法律の専門用語や手続き内容についても噛み砕いて説明してくれるため、法律に詳しくない方でも安心して相談できます。
他の事務所では時間制限がある中、ひばり法律事務所ではじっくりと時間をかけて相談に乗ってもらえるため、自分の状況や悩みを細かく伝えやすい環境が整っています。
また、自己破産や個人再生などの手続きでも、周囲に知られないよう配慮しながら進めてくれる点も大きな安心材料です。
手続きの透明性や迅速さも高く評価されており、自分の状況に合った最適な解決策を提案してもらえると好評です。
債務整理の専門知識が豊富な弁護士が在籍しているため、複雑なケースや不安が大きい場合でも安心して依頼できるでしょう。
親身なカウンセリングと的確なアドバイスを求める方に、おすすめできる事務所です。
⑩弁護士法人・響

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都港区赤坂7-2-21 草月会館7階(他、全国主要都市に拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、交通事故、相続、離婚、刑事事件など
- 営業時間:平日9:00~18:00(電話・メールは24時間受付)
- 個人再生の費用:着手金330,000円、報酬金220,000円~(住宅ローン特則ありの場合+110,000円)
弁護士法人・響は、全国規模で展開し、債務整理分野で45万件以上の相談実績を持つ大手法律事務所です。
全国に拠点があり、30名上の弁護士が所属するほか、税理士法人・行政書士法人・社会保険労務士法人・調査会社(探偵)とグループを組んで活動をしています。
個人再生では、家を手放さずに済む方法の提案や、支払総額の大幅減額など、依頼者の状況に合わせた最適な解決策を提案する力に定評があります。
依頼者に寄り添う姿勢が口コミでも高く評価されており、初めての債務整理で不安な方でも安心して利用できます。
費用も相場の範囲内で分割払いに対応、経済的な負担を抑えたい方にも配慮されています。
テレビ・ドラマの法律監修などメディア露出も多く、知名度と信頼性が高い点も安心材料です。
幅広い分野での実績があり、複雑な案件や他事務所で断られたケースにも柔軟に対応できる点も強みです。
⑪弁護士法人みやび

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都港区東新橋1-1-21 今朝ビル5階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、企業法務、離婚、相続、交通事故、労働問題、退職代行など
- 営業時間:平日10:00~18:00(土日祝休業)
- 個人再生の費用:440,000円~
弁護士法人みやびは、債務整理分野で15年以上、4,000件以上の相談実績を誇る法律事務所です。
個人再生をはじめ、任意整理や自己破産など幅広い債務整理案件に対応、相談者一人ひとりの状況に合わせた最適な解決策を提案できる点が大きな強みです。
相談料は何度でも無料、着手金も0円からと、費用面のハードルが低いことも安心材料となっています。
口コミでは「親身な対応」「分かりやすい説明」「迅速な手続き」など、サービスの質が高く評価されています。
実際に、月々の返済額が大幅に減額されたり、金利が0%になったケースもあり、依頼者の生活再建に大きく貢献していることがうかがえます。
また、複数の弁護士が在籍しているため、複雑な案件にも柔軟に対応。
債務整理に関する法的知識や交渉力に加え、依頼者の立場に立った丁寧なサポートが期待できる、信頼性の高い法律事務所です。
⑫司法書士法人杉山事務所

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:大阪府大阪市中央区難波2-3-7 南海難波御堂筋ウエスト8F(他、東京・福岡・広島・岡山・札幌など全国に拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記など
- 営業時間:9:00~19:00(年中無休、年末年始を除く)
- 個人再生の費用:住宅ローンなし 440,000円、住宅ローンあり 550,000円
司法書士法人杉山事務所は、月1万件以上の借金相談実績を誇る、全国展開している大手司法書士法人です。
初期費用や着手金が無料であるため、手元に資金がなくても気軽に依頼OK。
全国の拠点に加え、無料の出張相談サービスも提供しており、地方在住者や移動が困難な方でも利用しやすいです。
電話や対面での相談対応も丁寧と評判で、依頼者の不安や疑問に真摯に向き合う姿勢が高く評価されています。
過払い金請求や債務整理の実績が豊富で、貸金業者との交渉力にも定評あり。実績・対応力・費用面のバランスが優れた事務所です。
⑬ベリーベスト法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル11階(全国70拠点以上)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、交通事故、相続、離婚、企業法務など
- 営業時間:24時間365日(電話・メール受付)
- 個人再生の費用:住宅ローン特則なし 550,000円、住宅ローン特則あり 660,000円、事務手数料44,000円
ベリーベスト法律事務所は、全国70拠点以上・累計36万件以上の債務整理相談実績を持つ、日本最大級の大手法律事務所です。
個人再生の手続きにおいても高い評価を得ており、借金の元金を大幅に減額したい方や住宅ローン特則を利用したい方にとって、安心して依頼できる体制が整っています。
相談は24時間365日対応で、電話やメール、全国の拠点で対面相談も可能なため、地方在住者でも利用しやすいのが特徴です。
口コミでは「弁護士が親身に対応してくれた」「住宅を守りながら手続きできた」といった声が多く、初めて債務整理を検討する方はもちろん複雑な事情を抱える方にもおすすめです。
一方で、費用がやや高い・連絡が遅いといった声もありますが、納得できるまで見積もりや説明を受けられるため、安心して依頼できます。
⑭司法書士法人中央事務所

- 事務所の種別:司法書士事務所
- 所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル16階(他、全国主要都市に拠点あり)
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、不動産登記など
- 営業時間:9:00~21:00(年中無休)
- 個人再生の費用:349,800円~
司法書士法人中央事務所は、全国トップクラスの相談実績と解決実績を持つ大手司法書士法人です。
月間1万件以上の相談実績があり、特に過払い金請求の分野で圧倒的なノウハウと経験を有しています。
相談料・着手金が無料で、分割払いにも対応、費用面でのハードルが低く安心して依頼できます。
また、全国主要都市に拠点があり、地方在住者にも利用しやすいです。組織的な運営により、相談から完済までの手続きがシンプルかつスピーディーに進む点も特長。
複雑な案件や多重債務、闇金対応にも強く、幅広いケースに柔軟に対応できます。サポート体制を重視したい方におすすめの司法書士法人です。
⑮イージス法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都港区西新橋1-21-8 弁護士ビル6階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、交通事故、相続、離婚、労働問題など
- 営業時間:平日9:00~18:00
- 個人再生の費用:要相談
イージス法律事務所は、債務整理分野で年間1,500件以上の解決実績を持つ、経験豊富な弁護士が在籍する法律事務所です。
個人再生を含む債務整理の相談は年間10万件以上にのぼり、相談から解決までのノウハウが蓄積されています。
司法書士事務所では扱えない大口債務や複雑なケースも、弁護士が代理人となって裁判所や債権者との交渉・手続きを一括して任せられます。
費用面でも着手金と報酬金のみのシンプルな料金体系で分割払いにも対応、まとまった資金がなくても依頼しやすいのが魅力です。
口コミでは手続きがスムーズといった声が多いです。一部で、電話やメール対応の質にバラつきがあるという指摘も見られますが、弁護士の対応自体は高く評価されています。
⑯弁護士法人つちぐり法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都新宿区新宿1-9-1 第2タケビル3階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、交通事故、離婚、相続、労働問題など
- 営業時間:平日10:00~18:00
- 個人再生の費用:着手金550,000円~(住宅ローン特則ありの場合+110,000円)、報酬金110,000円~
弁護士法人つちぐり法律事務所は、東京都新宿区に拠点を置く弁護士事務所です。
少数精鋭ながら、債務整理の相談実績が豊富で、全国からの依頼にも対応しています。
相談は何度でも無料、分かりやすい説明で依頼者の状況に応じた最適な提案を行ってくれます。また、受任通知は即日送付し、取立てを迅速にストップできる体制も整っています。
債務整理の専用ダイヤルが設けられているため、プライバシーにも配慮あり。着実な手続きと親身なサポートを重視したい方におすすめの法律事務所です。
⑰弁護士法人ユア・エース

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都新宿区新宿1-9-1 第2タケビル3階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、交通事故、相続、離婚、労働問題など
- 営業時間:平日9:00~18:00
- 個人再生の費用:要相談
弁護士法人ユア・エースは、債務整理分野で17万件以上の相談実績を持つ人気の法律事務所です。
個人再生の成功率は90%以上と非常に高く、安定した収入があり住宅や財産を守りたい方にとって、最適な解決策を提案できるノウハウと経験が強みです。
相談は無料かつ回数無制限。Google口コミでも4点以上と高い満足度を誇ります。
弁護士費用は分割払いが可能、万が一支払いが難しい場合も柔軟に対応してもらえます。
代表弁護士がYouTubeなどで債務整理の情報発信を行っているため、事前に知識を得たい方にもおすすめです。
⑱FAST法律事務所

- 事務所の種別:弁護士事務所
- 所在地:東京都港区白金台3-19-6 白金台ビル3階
- 取扱業務:債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求)、その他民事事件
- 営業時間:平日9:00~18:00(電話・メールは24時間受付)
- 個人再生の費用:495,000円~
FAST法律事務所は、債務整理分野に特化した弁護士事務所として、全国どこからでも相談・依頼ができます。
個人再生をはじめとする債務整理の相談は何度でも無料、初期費用を抑えたい方や地方在住で近隣に専門事務所がない方にも利用しやすいです。
オンラインや電話での相談にも対応しており、面談のために事務所に足を運ぶ必要がありません。
費用面では、個人再生の手続きが49.5万円からと明瞭かつ比較的リーズナブルな設定で、分割払いにも対応。
口コミでは、丁寧な対応や親身なサポートが評価されている一方、電話連絡の頻度が気になるという声もありますが、積極的なフォロー体制の裏返しともいえます。
個人再生に強い弁護士・司法書士の選び方

個人再生は、数ある債務整理の中でも提出書類が最も多く、裁判所や債権者との厳格なやり取りが求められる高度な法的手続きです。手続きを確実に成功(認可確定)させるために、専門家を選ぶ際は以下の6つの基準をチェックしましょう。
「個人再生」の実績と専門性が豊富か
債務整理を取り扱う事務所の中には、手続きが簡易な「任意整理」ばかりを扱い、複雑な個人再生や自己破産の経験が乏しい事務所も少なくありません。
チェックポイント
- 債務整理全体の件数ではなく、「個人再生の申立て・認可実績」がどれくらいあるか
- 自宅を残すための「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」の処理実績が豊富か
- 過去の認可実績や具体的な解決事例を公式サイト等で公開しているか
面談の際に何件の個人再生手続きを経験しており、その結果どれくらい成功しているのかを質問するとよいでしょう。
地元の地方裁判所の運用・ローカルルールに精通しているか
個人再生は民事再生法という国の法律に基づきますが、実は申立て先の地方裁判所ごとに審査基準や運用ルール(個人再生委員の選任基準、履行テストの期間、清算価値の算定基準など)が微妙に異なります。
全国対応の事務所であっても問題ありませんが、ご自身が住んでいる地域の地方裁判所での申立て実績があるか、地元の運用に詳しいかを初回面談時に確認しておくと安心です。
地元での実績が豊富な事務所は、地域特有の事情や裁判所の傾向にも精通しているため、よりスムーズに手続きを進めやすいです。
自分の住所と同じ(または近い)法律事務所を選ぶ必要はありませんが、ご自身の地元(今住んでいる場所)での個人再生手続きに問題ないか、面談の際に質問しておきましょう。
弁護士か司法書士か(代理権と総費用の違い)
費用を抑えるために司法書士を検討する方も多いですが、個人再生では両者の権限に大きな違いがあります。
弁護士は裁判所での「完全な代理人」となれるため、裁判所や個人再生委員との面談に同席可能。また、弁護士代理申立てであれば個人再生委員の選任が不要(予納金約15万〜25万円が浮く)となる裁判所も多いです。
一方司法書士は、地方裁判所では「書類作成代理人」にとどまるため、面談への同席はできず本人が1人で対応します。また、裁判所によっては「本人申立て」扱いとなり、個人再生委員の予納金が強制的に上乗せされるケースがあります。
住宅ローン特則がある場合や、手続きに不安がある場合は、同席や代理対応が可能な「弁護士」を選ぶのが実務上は無難です。
無料相談時の対応が丁寧で、相性が良いか
個人再生は、受任から認可確定まで半年〜1年近くに及ぶ長期戦です。その間、通帳の開示や家計簿の提出など、プライベートな生活状況を深く共有することになります。
以下、チェックポイントです!
- 専門用語を使わず、メリットだけでなくデメリットやリスクも隠さず説明してくれるか
- 質問に対して明確かつ威圧感なく回答してくれるか
- 担当弁護士・事務スタッフのレスポンスが早いか
無料相談の際には、弁護士や司法書士との相性や説明の分かりやすさも確認できます。また、電話やオンラインでの相談に対応しているか、相談予約が取りやすいかもチェックしましょう。
評判・口コミはいいのか
実際にその事務所を利用した人の口コミや評判は、信頼できるかどうかを判断する大切な材料です。
インターネットのレビューや専門サイト、知人からの紹介などを活用して、対応の丁寧さや実績、トラブルの有無などを調べてみましょう。
当サイトでも数多くの法律事務所に対してレビューしているため、ぜひ参考にして下さい。また、公式サイトで過去の解決事例やお客様の声を公開している事務所も参考になります。
費用体系が明確で、追加費用の説明があるか
着手金や成功報酬だけでなく、裁判所に納める実費や予納金を含めた「総額」を初回相談で明確に提示してくれる事務所を選びましょう。
| 費用項目 | 費用の目安 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 相談料 | 初回無料〜30分5,000円程度 | 相談料無料の事務所がおすすめ |
| 弁護士・司法書士費用 | 約30万〜60万円 | 着手金・報酬金の内訳/住宅特則加算の有無 |
| 裁判所実費 | 約3万円 | 印紙代・予納郵券代・官報公告費 |
| 個人再生委員の予納金 | 約15万〜25万円 | 選任される可能性がある地域かどうかの事前確認 |
| 支払い方法 | 分割払い・後払い対応 | 受任通知送付後の積立分割に対応しているか |
多くの事務所では着手金の分割払いに対応しています。「受任通知を送ればこれまでの借金返済がストップするため、その間に浮いた生活費から費用の分割金を積み立てる」という支払い計画を一緒に組んでくれる事務所を選びましょう。
費用について納得できるまで質問し、不明点を残さないことが大切です。完全成功報酬を謳う事務所は実際の成功率を確認しておくと安心です。
認可後の返済代行などアフターフォローがあるか
個人再生は「裁判所から認可が下りたら終わり」ではありません。認可確定の翌月から、減額された借金を各債権者(5社〜10社など)の指定口座へ原則3年間、毎月または3か月に1回直接振り込み続ける必要があります。
事務所によっては、毎月の返済金を一括して預かり、各債権者へ代理送金してくれる「返済代行(送金管理)サービス」を用意しているところもあります。
振込手数料の手間や返済漏れを防ぎたい方は、アフターサポートの有無も確認しておくと心強いでしょう。
安心して長く相談できる事務所を選ぶと、将来的なトラブルも防ぎやすくなります。
個人再生の費用相場と内訳|司法書士と弁護士でどう違う?
個人再生にかかる費用は、大きく「弁護士費用」と「裁判所費用(実費・予納金)」の2つに分かれます。
弁護士費用の目安
- 相談料: 0円〜1万円(初回無料相談を実施している事務所が主流)
- 着手金: 20万円〜40万円
- 報酬金: 20万円〜40万円
- 事務手数料・通信費等: 2万円〜4万円程度
「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を利用する場合、通常の弁護士費用に約5万〜10万円程度が加算されるのが一般的です。
裁判所費用の目安
- 申立手数料(収入印紙代): 1万円
- 官報公告費用: 約1万3,000円〜1万4,000円程度(計3回分)
- 予納郵券代(郵便切手): 約3,000円〜1万5,000円程度(債権者数に応じて変動)
- 個人再生委員の報酬(予納金): 約15万円〜25万円
東京地裁など「個人再生委員」が選任される裁判所の場合は合計で約20万〜30万円程度かかります。個人再生委員が選任されない裁判所(大阪地裁などで弁護士代理申立ての場合など)であれば、裁判所費用は約3万円〜4万円程度の実費のみで済みます。
費用総額のシミュレーション
| ケース | 弁護士費用 | 裁判所費用 | 合計総額の目安 |
|---|---|---|---|
| ① 個人再生委員なし(住宅特則なし) | 約40万〜60万円 | 約3万円〜4万円 | 約43万〜64万円 |
| ② 個人再生委員なし(住宅特則あり) | 約50万〜70万円 | 約3万円〜4万円 | 約53万〜74万円 |
| ③ 個人再生委員あり(住宅特則なし) | 約40万〜60万円 | 約18万〜28万円 | 約58万〜88万円 |
| ④ 個人再生委員あり(住宅特則あり) | 約50万〜70万円 | 約18万〜28万円 | 約68万〜98万円 |
個人再生手続きを開始する前に、全ての費用がどのように発生し、いつ支払う必要があるのかを確認しておきましょう
費用を支払うタイミングと注意点
着手金の分割払いについて。弁護士へ依頼すると各債権者へ「受任通知」が発送され、これまでの借金返済が法的にストップします。
多くの事務所では、返済が止まっている間に着手金を月々3万〜5万円程度で分割積み立てしていく方式に対応しているため、手元にまとまった資金がなくても依頼が可能です。
申立て後は、裁判所指定口座へ毎月の想定返済額(約3万〜5万円)を積み立てる「履行テスト」が始まります。弁護士費用の分割払いと時期が重ならないよう、事前の資金計画をしっかり立てておくことが大切です。
なお、司法書士は着手金が比較的安い傾向にありますが、地方裁判所での完全な代理権がないため、裁判所によっては「本人申立て」扱いとなり個人再生委員の予納金(約15万〜25万円)が別途上乗せされる地域があります。トータルの費用で比較検討することをおすすめします。
弁護士と司法書士は業務範囲と権限に違いがある(代理人 vs 書類作成代理)
| 弁護士 | 司法書士(認定司法書士含む) | |
|---|---|---|
| 法律上の立場 | 訴訟代理人(完全な代理人) | 書類作成代理人 |
| 借金額の制限 | なし(5,000万円まで全額対応) | なし(※個人再生の書類作成自体に上限なし) |
| 裁判所・再生委員面談への同席 | 同席可能(隣でサポート) | 同席不可(本人が1人で出席) |
| 裁判所への申立て・期日対応 | 弁護士名で全対応を代理 | 本人名義で提出(本人申立扱い) |
| 住宅ローン特則などの複雑な事案 | 制限なく全面代理可能 | 書類作成の補助にとどまる |
個人再生手続きを専門家に依頼する際、弁護士と司法書士では「法律上の権限(代理人になれるか)」と「裁判所に納めるトータル費用」に決定的な違いがあります。
弁護士の強み
地方裁判所におけるすべての手続きを代理できます。裁判所や個人再生委員とのやり取り、審尋(面談)への同席、再生計画案の法的な主張まで一任できるため、本人の精神的・実務的な負担が最小限で済みます。
司法書士の留意点
司法書士が代理人になれるのは「簡易裁判所の管轄(1社あたり140万円以下の任意整理や過払い金請求)」に限られます。
個人再生は地方裁判所の管轄であるため、借入額にかかわらず「代理人」にはなれず、あくまで「書類作成の代行」となります。そのため、面談には同席できず、本人が1人で裁判官や個人再生委員と受け答えしなければなりません。
訴訟行為は弁護士法により弁護士にしか許されていません。再生計画への異議申立てがあった場合や、債権者との間でトラブルが発生した場合は、弁護士への依頼が必要です。
司法書士の方が安いと言われるがトータル費用はあまり変わらない(弁護士の方が安い?)
「司法書士の方が報酬が安いからお得」と考えがちですが、個人再生では裁判所へ納める実費・予納金を含めた総額で比較しなければなりません。
| 費用内訳 | 弁護士に依頼した場合 | 司法書士に依頼した場合 |
|---|---|---|
| 専門家の基本報酬 | 約40万〜60万円 | 約30万〜40万円(やや安価) |
| 裁判所実費(印紙・官報等) | 約3万円 | 約3万円 |
| 個人再生委員の予納金 |
0円〜約20万円 |
約15万〜25万円 |
| トータルの支払い総額 | 約43万〜65万円前後 | 約48万〜68万円前後 |
多くの地方裁判所(大阪地裁など)では、弁護士が代理人についていれば書類の適法性が担保されるため「個人再生委員」を選任せず、予納金(約15万〜25万円)がかかりません。
一方、司法書士の場合は裁判所上「本人申立て」扱いとなるため、裁判所が財産調査や返済テストを監督させるために個人再生委員を原則として選任し、高額な予納金が強制的に上乗せされます。
結果として、専門家への報酬は安くても、裁判所費用を含めた総額では弁護士と同等か、かえって高くなるケースが多いのが実務上の実態です。
結論:どちらを選ぶべきか?
「弁護士」が適している人
- 裁判所や個人再生委員との面談に1人で対応するのが不安な人
- 自宅を守る「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を利用したい人
- 手続きのすべてを代理人に任せ、失敗(不認可・廃止)のリスクを最小限に抑えたい人
- 個人再生委員の予納金を回避し、トータルの出費を抑えたい人
「司法書士」が検討できる人
- すでに東京地裁のように「弁護士代理でも個人再生委員が全件選任される(予納金がどのみち発生する)」地域に住んでいる人
- 依頼する事務所の司法書士報酬が相場より極めて低額に設定されており、予納金を足しても弁護士より安くなることが明確な人
- 面談を自分1人で受け答えすることに抵抗がない人
個人再生の手続きを成功させるための6つの重要ポイント

個人再生を確実に成功(認可確定)させ、スムーズに生活を再建するためには、以下の実務ポイントを徹底することが不可欠です。
借入先・資産情報を初期段階で完全に開示する
個人再生を申し立てる際は、すべての借入先を網羅した「債権者一覧表」と「財産目録」を裁判所に提出します。
1社でも債権者が漏れていると、漏れた借金が減額対象から外れて手続き後に一括請求されたり、不誠実な申立てとして手続きが打ち切られたりします。
金融機関だけでなく、知人・親族からの借入れ、勤務先の社内貸付、奨学金などもすべて洗い出して専門家に伝えましょう。
すべての情報が正確でなければ、返済計画を正しく立てることはできません!
家計の収支改善を行い「返済原資」を確保する
個人再生では、減額された借金を原則3年間(毎月または3か月に1回)滞りなく返済し続けられるか(履行可能性)を裁判所に厳しく審査されます。
無駄な固定費(サブスク、過剰な通信費、保険料など)を削り、浪費を完全に断って、毎月安定して返済に回せる黒字家計の実績を作りましょう。
予算管理の徹底、支出の削減、必要なものだけを購入するといったことも大切です。
個人再生(裁判所手続き)の実績が豊富な専門家に依頼する
任意整理と異なり、個人再生は提出書類が膨大で、清算価値の算定や住宅ローン特則の適用など高度な専門性が求められます。
経験が浅い事務所に依頼すると、書類不備や裁判所の期日遅れで手続きが廃止(強制終了)になるリスクがあります。「任意整理の件数」だけでなく、「個人再生や自己破産の認可実績」が豊富な弁護士・司法書士を選びましょう。
専門家はあなたが置かれている状況に合わせて、手続きの全過程をサポートしてくれます。法的な問題が発生した場合には適切なアドバイスもらえますし、返済計画の立案も支援してくれますよ。
費用と「テスト返済(履行テスト)」の積立期日を厳守する
個人再生の手続きを維持するためには、費用の支払いや積立期日を絶対に遅延させてはなりません。以下、必要な費用です↓
専門家費用: 着手金(分割払い対応が一般的)や認可後の報酬金
裁判所費用: 官報公告費等の実費(約3万円)に加え、個人再生委員が選任された場合の予納金(約15万〜25万円)
履行テスト(テスト返済): 東京地裁をはじめとする多くの裁判所では、申立て直後から「将来の毎月の返済予定額(月約3万〜5万円程度)」を指定口座へ毎月1回、約半年間にわたって期日通りに積み立てる試験が行われます。この積立てが1回でも遅れると「返済能力なし」と判断されて即座に不認可となるため、最優先で確保してください。
未払いだと、手続きを進められないため注意して下さい。
財産隠し・虚偽申告・偏頗弁済は絶対にしない
個人再生手続きにおいて、財産を隠したり嘘の申告をしたりすることは民事再生法で固く禁じられています。
預貯金口座や隠し財産を隠蔽した場合、再生計画の不認可(民事再生法第237条第2項)や申立て却下となるだけでなく、悪質な場合は「詐欺再生罪(10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方)」という重い刑事罰の対象になります。
優先返済(偏頗弁済)もご法度です! 「迷惑をかけたくない」と身内や友人だけに先に借金を返すと、返済した全額が「手持ち財産(清算価値)」にペナルティとして強制加算され、毎月の返済総額が大幅に引き上げられます。
必ず開示すべき項目
- すべての金融機関口座(残高ゼロの休眠口座、ネット銀行含む)
- 生命保険の解約返戻金見込額
- 車・バイク(車検証・査定書)
- 退職金見込額証明書
- 過去数年分の通帳コピー
弁護士・司法書士と密に連絡を取り、指示を厳守する
個人再生は申立てから認可まで半年〜1年程度かかる長期戦です。その間、裁判所からの追完指示(追加書類の提出)には厳格な期限が設けられています。
「裁判所が指定した再生計画案の提出期限」に1日でも遅れると、法律の規定により手続きが即座に廃止(強制終了)となります。
専門家からの連絡には迅速に対応し、住所や連絡先、収入状況に変化があった場合は速やかに報告しましょう。
連絡方法(電話・メール・面談など)や進捗報告の頻度についても、事前に話し合っておくと安心です。連絡先が変わった場合は、必ず早めに担当者に知らせてください。
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事務所名 |
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|---|---|---|---|
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個人再生の概要と基本的な仕組み

個人再生とは
個人再生とは、借金の返済が困難になった個人が、地方裁判所に申し立てを行って借金元金を大幅(おおむね5分の1〜10分の1)に減額し、残った債務を原則3年間(最長5年間)で分割返済していく法的な債務整理手続きです。
自己破産のように原則すべての財産を処分されることはなく、財産を維持しながら生活の経済的再建を図ることができる大きな救済制度です。
簡単に言えば、裁判所に申し立てをして、借金を大幅にカットしてもらえる制度のこと
返済が完了すれば、残りの債務は免除されます。なお、条件により個人再生ができないケースもあるので、ご注意ください。
個人再生の対象者と利用条件
個人再生は、消費者金融・カードローンなどで借金を抱えた会社員・パートの方はもちろん、事業資金の借入れを抱えた個人事業主や自営業者も利用できます。 ただし、以下の法律上の基本要件を満たしている必要があります。
負債総額の制限: 住宅ローン等を除く無担保負債の総額が5,000万円以下であること
安定した収入: 将来にわたり継続的・反復して収入を得る見込みがあり、減額後の借金を3年間返済し続ける能力があること
手続きの対象となる債務
個人再生は「債権者平等の原則」により、すべての借金が手続きの対象となります。
一般の借入れ(無担保)である消費者金融、銀行カードローン、クレジットカードのショッピング・キャッシング枠などは原則5分の1〜10分の1に大幅減額されます。
ただし、担保付きの借入れ(自動車ローン等)は手続きの対象から外すことはできません。担保権(所有権留保)がついている自動車などは原則としてローン会社に引き上げられます。
住宅資金特別条項(住宅ローン特則)について
個人再生の最大の特徴は、「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を活用できる点です。
通常、債務整理を行うと担保に入っているマイホームは競売にかけられてしまいますが、この特則を利用すれば、「住宅ローンだけは契約通り(またはリスケジュールして)返済を継続し、それ以外の借金のみを大幅にカット」することで、自宅を手放さずに生活を立て直すことができます。
ただし、住宅ローン特則を利用するためには一定の要件があります。
住宅ローン特則の主な要件
-
本人が所有し、現に居住している建物であること(床面積の2分の1以上が居住用であること)
-
借入れが住宅の新築・購入・リフォーム資金であること
-
住宅ローン以外の抵当権(事業資金の担保など)が設定されていないこと
-
住宅ローンおよび減額後の借金を両方とも返済し続けられる安定収入があること
この制度を使えば、自宅を売却せずに済み住み慣れた生活環境を維持することができる
注意!自宅の資産価値(アンダーローン)について
「自宅の査定額」が「住宅ローン残高」を大きく上回っている場合、その差額が本人の財産(清算価値)として計算されます。
個人再生には「手持ち財産(清算価値)の総額以上に借金を減額できない」というルールがあるため、自宅の価値が高すぎると減額幅が小さくなる点に注意が必要です。
個人再生・自己破産・任意整理の違い
借金問題を法的に解決する「債務整理」には、主に個人再生・自己破産・任意整理の3つの選択肢があります。それぞれの特徴・減額効果・デメリットを正確に比較して、自身の状況に最適な手続きを選びましょう。
3つの債務整理の比較一覧表
| 任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
|---|---|---|---|
| 手続きの概要 | 裁判所を通さず、専門家が債権者と直接交渉して将来利息をカットする | 裁判所に申し立て、借金元金を約1/5〜1/10に減額して分割返済する | 裁判所に申し立て、原則すべての借金の返済義務を免除してもらう |
| 手続きの方法 | 弁護士・司法書士による個別交渉 | 地方裁判所への申立て | 地方裁判所への申立て |
| 借金の減額効果 |
将来利息の全額カット |
借金元金を最大80%〜90%減額 |
借金全額免除(ゼロになる) |
| 返済義務 | 残る (原則3年〜5年分割) |
残る (原則3年〜5年分割) |
なし |
| 財産への影響 | 財産の処分なし (車や家を除外可能) |
原則処分なし (住宅ローン特則あり) |
一定以上の高額財産は処分・換価 |
| 資格・職業制限 | なし | なし | あり (手続き中の一時制限) |
| 官報への掲載 | なし | あり(計3回) | あり(計2回) |
| 信用情報(ブラック) | 完済から約5年間 | 完済から約5〜7年間 | 免責確定から約5〜7年間 |
| 手続き期間 | 約3か月〜6か月 | 約6か月〜1年 | 約6か月〜1年 |
| 専門家費用の相場 | 1社あたり約3万〜5万円 | 約40万〜60万円 + 裁判所費用 | 約30万〜50万円 + 裁判所費用 |
個人再生の特徴
原則としてすべての債権者が対象。ただし「住宅資金特別条項(特則)」を使えば、住宅ローンだけは返済を続けながら自宅を守ることができます。
借金元金そのものが大幅にカットされ、自己破産のような職業制限(警備員や保険募集人など)もありません。
住宅を手放したくない人、資格制限のある仕事に就いている人、元金が大きすぎて任意整理では返済しきれない人が向いています。
自己破産の特徴
原則すべての借金が全額免除されます(※住民税などの税金、社会保険料、養育費などの非免責債権は除く)。
自宅や査定額20万円を超える車など、一定以上の資産は処分されて債権者へ配当されます(生活必需品や99万円以下の現金などは手元に残せます)。
無職・病気療養中などで収入がない人、借金が多額すぎて分割返済できる見込みがまったくない人が向いています。
任意整理の特徴
整理する借入先を自由に選べます。車のローンや保証人付きの借金を除外し、消費者金融の借入れだけを整理することが可能です。
原則として元金は減りませんが、今後発生する「将来利息」が全額免除され、元金のみを3年〜5年(36回〜60回)かけて無理なく返済していきます。
借金総額が年収に対してそれほど大きくなく、利息さえカットされれば元金を3〜5年で完済できる安定収入がある人が向いています。
適切な債務整理を選ぶための基準とは?
毎月の返済能力(安定収入)があるか
- 元金のみを3〜5年で返済可能 ➡ 任意整理
- 元金が1/5に減額されれば3年で返済可能 ➡ 個人再生
- 減額されても返済できる収入がない ➡ 自己破産
守りたい財産(持ち家や車)があるか
- 住宅ローン返済中のマイホームを残したい ➡ 個人再生(特則利用)
- マイカーローン返済中の車を残したい ➡ 任意整理(オートローンを除外)
官報への掲載や家族バレを避けたいか
- 裁判所を通さず秘密裏に早期解決したい ➡ 任意整理
個人再生を弁護士に依頼する5つのメリット

個人再生は、数ある債務整理の中でも最も手続きが厳格で提出書類が多い手続きです。弁護士に依頼することで、以下のような大きなメリットが得られます。
最適な方針選択と手続きの失敗(不認可)リスクを防止できる
個人再生・自己破産・任意整理のどれが適しているかは、負債総額や手持ち財産の価値(清算価値)、住宅ローンの有無、今後の収入によって大きく分かれます。
弁護士に相談することで、無理のない手続き方針を早期に見極められます。また、厳格な書類作成や裁判所の提出期限を遵守できるため、書類不備による申立て却下や不認可のリスクを最小限に抑えられます。
複雑で膨大な申立書類・再生計画案の作成を代行してくれる
個人再生の申立てには、申立書や債権者一覧表、財産目録、過去の通帳コピーの精査など、非常に多くの公的書類が必要です。さらに、負債額や財産額に基づいて法律通りに計算した「再生計画案」を作成しなければなりません。
弁護士がこれらの複雑な書類作成や裁判所書記官とのやり取りを代理してくれるため、債務者本人の事務的負担とストレスが大幅に軽減されます。
作業の大部分を任せることができる!
受任通知の送付で督促や返済が即座にストップする
弁護士に依頼すると、直ちに全債権者へ「受任通知」が発送されます。貸金業法第21条の規定により、通知を受け取った貸金業者や金融機関は、本人に対する電話・書面での取り立てや返済の直接請求が法的に禁止されます。
督促が止まり、これまでの借金返済も一旦ストップするため、生活を立て直しながら落ち着いて手続きの準備を進めることができます。
弁護士が受任通知を債権者に送付すると、法律上、債権者は直接の督促や取り立てを一時的に停止しなければなりません。債務者は追い詰められるストレスから解放されます!
裁判所や個人再生委員との面談に「同席」してサポートしてくれる
地方裁判所の手続きにおいて、弁護士は債務者の「完全な訴訟代理人」となれます(書類作成のみを行う司法書士との決定的な違いです)。
裁判所や個人再生委員との面談(審尋)に弁護士が真横に同席し、本人が答えに詰まった際も法的なフォローを行ってくれます。
また不同意対策として、小規模個人再生において、大口債権者が不同意(反対票)を出して手続きが否決されないよう、事前に適切な調整や対応を行ってくれます。
実は裁判所費用の節約にもなる!
地方裁判所によっては、弁護士代理申立てであれば「個人再生委員の選任が不要」となり、約15万〜25万円の予納金が浮くケースもあります。
長期間の手続きを二人三脚で進められる安心感がある
個人再生は、相談から再生計画の認可確定まで半年〜1年近くを要する長期戦です。
その間、「本当に認可が下りるのか」「テスト返済を続けられるか」といった不安がつきまといますが、法律の専門家が常に代理人として伴走してくれる精神的な安心感は非常に大きな支えとなります。
個人再生は長期間にわたる手続きで、精神的な負担も大きいですが、弁護士が専門家としてサポートしてくれることで安心感が得られますよ。
個人再生を弁護士に依頼するデメリットと注意点
個人再生を弁護士に依頼すると、督促の即時停止や裁判所手続きの全面代理といった絶大なメリットがある一方、以下のようなデメリットや事前に知っておくべき注意点も存在します!
まとまった弁護士費用が発生する
弁護士に依頼する場合、着手金や成功報酬などの費用が発生します。
- 弁護士費用の相場: 約40万〜60万円程度(住宅ローン特則を利用する場合は+5万〜10万円程度)
- 別途かかる裁判所費用: 印紙代・官報公告費で約3万円(個人再生委員が選任される地域は予納金として+15万〜25万円)
弁護士費用の工面について注意
弁護士費用を払うために別の業者から新規借入れを行うことは、民事再生法違反となり手続きが打ち切られる重大な原因になります。
多くの法律事務所では着手金の分割払い(月3万〜5万円程度)に対応しています。受任通知によって今までの借金返済がストップするため、その浮いた生活費の中から費用を無理なく積み立てていくのが実務上の基本です。
担当弁護士との相性が合わない可能性がある
個人再生は相談から認可確定まで半年〜1年程度かかる長期的な手続きです。その間、通帳の全開示や家庭内の収支状況など、プライベートな生活実態を深く共有することになります。
- 質問に対して高圧的な態度を取る
- 説明が専門用語ばかりで分かりにくい
- 進行状況の報告や連絡のレスポンスが遅い
このような相性の悪さがあると、長期間にわたって強いストレスを感じることになります。依頼前の無料相談の段階で、「質問しやすいか」「デメリットや費用総額まで誠実に説明してくれるか」をしっかり見極めることが重要です。
弁護士とのコミュニケーションは手続きの進行に大きく影響します。担当弁護士との相性が合わない場合、意思疎通がうまくいかず、手続きがスムーズに進まない可能性があります。
弁護士任せにすると手続きが失敗・頓挫する恐れがある
弁護士は法的な書面の作成や裁判所との折衝を代理してくれますが、「何から何まで丸投げできる」わけではありません。
本人が必ず行うべき作業
- 過去数年分の通帳の記帳やコピーの取得
- 毎日の家計簿(家計収支表)の記録と提出
- 申立て後の「履行テスト(テスト返済)」の積立て
弁護士からの書類提出指示を放置したり、連絡を無視したりしていると、弁護士が辞任してしまい、手続きが途中で打ち切りになるリスクがあります。弁護士とは二人三脚で手続きを進めるという意識が必要です。
相談から解決までの流れ!受任通知で取り立ては即日ストップ

個人再生は裁判所を通す厳格な法的手続きですが、弁護士などの専門家に依頼することでスムーズに進められます。弁護士に依頼した場合の標準的なスケジュールと流れは以下の通りです。
ステップ1:専門家に相談・委任契約
弁護士に相談し、借金の総額、借入先、収入、資産状況(持ち家や車の有無など)を伝えます。
個人再生の利用条件(住宅ローンを除く借金が5,000万円以下、安定した継続収入があること)を満たしているか確認し、自己破産や任意整理との得失を比較した上で正式に委任契約を結びます。
個人再生が適しているか、他の債務整理手続き(自己破産、任意整理など)との比較やメリット・デメリットについて説明を受けます。相談後、正式に依頼する場合は委任契約を結びます。
ステップ2:受任通知の送付(督促・返済の即時停止)
弁護士が各債権者へ「受任通知」を発送します。貸金業法等の規制により、債権者からの直接の取り立てや電話連絡、督促状の送付がストップします。
借金の返済がいったん止まるため、浮いた生活費を使って弁護士費用の分割積み立てや、家計の立て直しを行います。なお、特定の知人だけに返済する行為(偏頗弁済)や新規借入れは厳禁です。債権者への返済が止まる一方で、預金口座の凍結や保証人への請求などのリスクもあるため、事前に弁護士とよく相談することが大切です。
ステップ3:債権調査・申立書類の準備
弁護士が債権者から取引履歴を取り寄せて法的な正確な借金額を確定させます。
同時に、申立てに必要な公的書類(住民票、課税証明書、給与明細、全口座の通帳コピー、保険解約返戻金証明書、不動産・車の査定書など)を揃え、家計収支表や財産目録を作成します。
必要書類の情報を元に将来の収支予測や返済計画が作成されます。個人再生の適用可否を裁判所が判断する重要な材料となるため、漏れなく書類を集めましょう。書類の準備と同時に、借金額の調査や過払い金の有無の確認も行います。
ステップ4:裁判所へ申立て・面談・履行テスト開始
書類が揃ったら、管轄の地方裁判所へ個人再生の申立てを行います。
個人再生委員との面談については選任された場合、弁護士同席のもとで収支や財産状況の面談を行います。
履行テスト(テスト返済)は申立て後、減額後の毎月の想定返済額(約3万〜5万円)を指定口座へ約半年間にわたって期日通りに積み立てる試験が始まります。 書類審査と履行テストの状況を確認した裁判所により、正式に「手続開始決定」が出されます。
ステップ5:債権の確定・再生計画案の作成と認可
債権者からの債権届出を経て借金総額が法的に確定した後、原則3年(最長5年)でどう返済していくかを示した「再生計画案」を作成し、裁判所へ提出します。
小規模個人再生では債権者による書面決議が行われます(反対する債権者が半数未満、かつ反対債権額が総額の2分の1以下であれば可決)。
要件を満たしていれば裁判所から「認可決定」が出されます。
再生計画には、返済期間や返済金額、返済方法などが明記されており、これを順守することが求められます。
ステップ6:認可確定・返済スタート〜完済
認可決定が官報に掲載され、約2週間を経て正式に「認可確定」となります。
確定の翌月から、減額された借金を各債権者の口座へ直接、原則3年間(最長5年間)かけて分割返済していきます。計画通りに最後まで返済を完了すれば、残りの借金の支払い義務は法的に免除されます。
専門家から一言
2026年10月に個人再生の無料相談で【おすすめの法律事務所3選】▼
事務所名 |
グリーン司法書士法人 | アヴァンス法務事務所 | 弁護士法人東京ロータス法律事務所 |
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個人再生が向いている人の5つの特徴
個人再生は、借金を大幅に減額しつつ財産や生活基盤を守れる強力な手続きです。特に以下のような条件に当てはまる方に適しています。
毎月安定した収入があり、減額後の借金を返済できる人
個人再生は、減額された借金(最低弁済額:100万円または借金の1/5など)を原則3年間(最長5年間)かけて分割返済していく手続きです。
そのため、会社員や公務員、継続した売上がある個人事業主など、毎月安定した返済原資を確保できる人に向いています(無収入や生活保護受給中の場合は返済ができないため自己破産が適しています)。
借金の総額は大きいが、ある程度の返済能力がある人に向いている
住宅ローン返済中のマイホームを絶対に手放したくない人
「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を利用できるのが個人再生最大の強みです。
自己破産をすると自宅は競売などで処分されてしまいますが、個人再生であれば住宅ローンだけは従来通り返済を続けながら、それ以外のカードローンや消費者金融の借金のみを大幅にカットして自宅を守ることができます。
自動車について注意点
ローン返済中の車はローン会社に引き上げられるのが一般的です。ローンを完済している車であれば手放さずに済みますが、車の査定額が「清算価値(手持ち財産)」に計上されるため、返済総額の引き上げ要因になる点には留意が必要です。
警備員や保険募集人など、仕事上の「資格制限」を避けたい人
自己破産を申し立てると、免責が確定するまでの数か月間、警備員、生命保険募集人、宅地建物取引士、各種士業などの資格を使った業務が行えなくなります(資格制限)。
一方、個人再生には職業・資格の制限が一切ないため、仕事への影響をゼロにして現在の職を続けながら借金を整理したい人に最適です。
借金の主な原因がギャンブルや浪費にある人
自己破産の場合、借金の主な原因がパチンコ・競馬・FX・過度な浪費などであると「免責不許可事由」に該当し、借金が免除されないリスクがあります。
しかし、個人再生には免責不許可事由がありません。借金の原因を問われないため、ギャンブルや浪費で作った借金であっても、安定収入があり今後の返済計画を守れる見込みがあれば問題なく認可されます。
店舗や事業を継続しながら借金を整理したい個人事業主
法人と違って、個人事業主の事業用借入れは個人再生(主に小規模個人再生)の対象にできます。
事業用資産(機械設備や商売道具など)の価値を清算価値として織り込みつつ、日々の営業を続けながら事業収支の範囲内で無理なく借金を圧縮・分割返済していくことが可能です。
※信用情報(ブラックリスト)についての注意点
個人再生を選んでも自己破産と同様に信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に事故情報が登録されます(完済から約5〜7年)。信用情報への悪影響を理由に自己破産と個人再生を比較するメリットはありません。
個人再生が向いていない人の5つの特徴
個人再生は万能な解決策ではなく、収支状況や負債額、手持ち財産によっては他の債務整理(任意整理や自己破産)を選んだ方が適切なケースがあります。
将来にわたる継続的・安定的な収入がない人
個人再生は、減額後の借金を原則3年間(最長5年間)毎月返済し続ける手続きです。
そのため、現在無職の人、病気療養中などで収入がない人、生活保護を受給している人などは返済原資がないため裁判所から認可されません。
収入が確保できない場合は、返済義務が完全に免除される「自己破産」が適しています。
個人再生は、ある程度の返済能力が前提となる手続きです。返済能力が全くない人にとっては、難しいと言えます。
借金総額が少ない人(目安:100万〜200万円程度)
個人再生では、法律上の最低弁済額が「100万円」と定められています。そのため、借金総額が100万円以下の場合は元金が一切減額されません。
また、弁護士費用や裁判所費用で約40万〜60万円程度かかるため、借金が100万〜200万円程度と比較的少額であれば、裁判所を通さず将来利息をカットして3〜5年で分割返済する「任意整理」の方がトータルの金銭的メリットが大きくなります。
多額の財産(高額な資産・退職金など)を保有している人
個人再生には「清算価値保障の原則」があり、本人が保有する財産の総額以上に借金を減額することはできません。
例えば、不動産の純資産価値、高額な預貯金、生命保険の解約返戻金、退職金見込額(評価額)などの合計が借金総額を上回っている(または同等である)場合、個人再生をしても返済額が下がらないため、手続きを行う意味がありません。
家族や知人が連帯保証人になっている借金がある人
個人再生は「債権者平等の原則」により、すべての借金を一括して対象にしなければならず、特定の借金だけを除外することはできません。
保証人がついている借金を含めると、専門家が受任通知を送付した段階で保証人に残債務が一括請求されます。「保証人にだけは絶対に迷惑をかけたくない」という場合は、対象の借金を自由に選べる「任意整理」が向いています。
過去7年以内に「給与所得者等再生」や「自己破産」を行った人
過去に「給与所得者等再生の認可確定」または「自己破産の免責確定」を受けてから7年以内である場合、再度「給与所得者等再生」を利用することは法律上できません。
※債権者の決議を伴う「小規模個人再生」であれば7年制限の規定はありませんが、短期間での再申立ては返済計画の誠実性を裁判所や債権者から厳しく審査されます
個人再生で生活を再建した4名の体験談・事例
以下、実際に個人再生を行った方の体験談をご紹介します。プライバシー保護のため、一部内容を変更・再構成しています。
※出典:当編集部によるヒアリング調査
事例①:事業と店舗を守りながら借金を圧縮できた個人事業主
- 借金総額: 600万円 ➡ 120万円(1/5に減額)
- 返済負担: 月16万円 ➡ 月約3.3万円(3年分割)
原材料の高騰や売上低迷で赤字が続き、仕入れや運転資金の補填のために借り入れを重ねて負債が600万円まで膨らみました。自己破産をすると商売道具や取引先との関係を失い、廃業せざるを得ないと思い詰めて弁護士に相談。「小規模個人再生」を勧められました。
裁判所に認可され、借金は法律の基準通り5分の1の120万円まで大幅に減額。月々の支払いが約3.3万円まで圧縮されたため、店舗営業をそのまま続けながら無理なく返済を継続できています。
(55歳/男性/飲食店経営・個人事業主)
事例②:多重債務から脱出し、仕事を続けながら生活再建
- 借金総額: 500万円 ➡ 100万円(80%減額)
- 返済負担: 月14万円 ➡ 月約2.8万円(3年分割)
ストレスや生活費の補填でカードローンを使い始め、気づけば消費者金融や銀行カードローンなど5社から合計500万円の借金を抱えていました。毎月14万円を返済しても利息ばかりで元金が一向に減らず、自転車操業の状態に。
看護師としての安定収入があったため個人再生を選択。受任通知を送ってもらった当日に督促と返済がストップし、精神的に救われました。借金は100万円まで減り、月約2.8万円の3年返済へ。家計簿をつけて収支を改善し、無事に認可確定して完済への道筋がつきました。
(35歳/女性/看護師)
事例③:住宅ローン特則を活用し、マイホームを手放さずに解決
- 住宅ローン以外の借金: 450万円 ➡ 100万円(約78%減額)
- 返済負担(ローン除く): 月12万円 ➡ 月約2.8万円(3年分割)
念願の一軒家を購入した数年後、勤務先の業績悪化によりボーナスがカットされ、生活費や教育費の不足分をリボ払いやカードローンで補うようになりました。再就職で基本給は確保できたものの、住宅ローンと消費者金融の返済が重なり、毎月赤字に。
「家だけは手放したくない」と相談したところ、住宅ローン特則を案内されました。住宅ローンはこれまで通り支払い続けながら、450万円あったカードローン等の借金だけを100万円に圧縮。子どもたちの生活環境を変えることなく、家計を正常に戻すことができました。
(48歳/男性/会社員)
事例④:FXの失敗による借金を、自己破産を回避して解決
- 借金総額: 700万円 ➡ 140万円(1/5に減額)
- 返済負担: 月18万円 ➡ 月約3.9万円(3年分割)
ネットのFX取引にのめり込み、損失を取り返そうと借入れを重ねて700万円の負債を抱えてしまいました。「自己破産しかない」と覚悟していましたが、弁護士から「投資やギャンブルによる借金は、自己破産だと免責不許可になるリスクがある。会社員としての安定収入があるなら、借金の理由を問われない個人再生がベスト」と提案されました。
約半年間の履行テスト(テスト返済)を1日も遅れずにやり遂げ、無事に裁判所から認可を獲得。700万円あった借金は140万円まで減額されました。過去の失敗を深く反省し、現在は無理のない計画通りに毎月着実に返済を進めています。
(40歳/男性/会社員)
専門家から一言
個人再生の依頼に関するよくある質問(Q&A)
個人再生を検討する際には、さまざまな疑問や不安を感じるものです。ここでは、個人再生に関するよくある質問について、お答えしていきます。
個人再生の手続き中に新しく借金をすることはできますか?
原則として絶対にできません。新たな借入れを行うと手続きが打ち切られます。
専門家に依頼した時点で信用情報機関に事故情報が登録されるため、正規の金融機関から借り入れを行うことはできません。
また、ヤミ金や後払いアプリなどを使って無理に借入れを行うと、家計改善の意思がなく「返済能力がない」と裁判所に判断され、再生手続が即座に打ち切り(廃止)となる重大なリスクがあります。
急な冠婚葬祭や医療費などで資金が必要になった場合は、借金をする前に必ず担当弁護士に相談してください。
個人再生に失敗した場合はどうなりますか?
状況に応じて「自己破産への切り替え」「任意整理への変更」「個人再生の再申立て」を選択します。
収入不足や多額の借金が原因なら借金が全額免除される「自己破産」への切り替えが最も現実的な選択肢となります。
大口債権者の反対が原因の場合は債権者の決議が不要な「給与所得者等再生」に切り替えて再申立てを行います。
テスト返済の滞納や書類不備なら家計収支を立て直し、十分な準備を整えた上で再申立てを目指します。
失敗を避けるには、個人再生でやってはいけないことに留意して手続きを行いましょう。
裁判所から再生計画が「不認可」になるケースはありますか?
法律上の要件を満たしていない場合や、手続き中の重大なルール違反があると不認可(または廃止)になります。 主な原因は以下の通りです。
財産隠し・口座隠し・虚偽申告
通帳を隠したり、収入や資産を過少申告した場合
履行テスト(テスト返済)の滞納
申立て後に行われる約半年間の積立て試験に遅れが生じ、「返済能力なし」と判断された場合
大口債権者からの不同意(小規模個人再生)
反対債権者が総人数の半数以上、または負債総額の2分の1を超えた場合
過去7年以内の認可履歴(給与所得者等再生)
過去7年以内に給与所得者等再生や破産の免責が確定している場合
手続き中の浪費や借入れの継続
パチンコや課金などを続け、家計収支が改善しない場合
弁護士は何をサポートしてくれるの?
個人再生手続きは非常に複雑で、必要書類の準備や裁判所・債権者とのやり取りなど、専門的な知識と経験が求められます。弁護士が果たす主な役割は以下の通りです。
- 必要書類の作成・収集のサポート
- 再生計画案の作成とアドバイス
- 裁判所への申立てや手続きの代理
- 債権者への受任通知送付による督促の一時停止
- 債権者や裁判所との交渉・対応
- 客観的な立場からのアドバイスや、返済計画完了後の生活再建に向けた助言
専門家に依頼することで、手続きのミスやトラブルを防ぎ、スムーズに個人再生を進めることができます。
また、弁護士には守秘義務があるため、プライバシーの面でも安心して相談できます。
個人再生手続きの全過程をサポートしてくれる
弁護士費用は分割払いにできますか?法テラスは使えますか?
多くの事務所で分割払いに対応しています。条件を満たせば法テラスの利用も可能です。
債務整理を取り扱う事務所の大半では、受任通知によって借金返済がストップしている期間中に、月々3万〜5万円程度で分割積み立てしていく支払方法を用意しています。
また、世帯収入や保有資産が一定基準以下である場合は、「法テラス(民事法律扶助制度)」を利用することで、弁護士費用を立て替えてもらい、月額5,000円〜1万円程度の少額分割返済に抑えることも可能です。
必ず契約前に具体的な支払い方法やタイミングを確認し、不明点は納得できるまで質問しましょう。
個人再生を専門家に依頼しないと、どうなる?
個人再生は法律や裁判所の手続きが複雑で、専門知識が求められます。
専門家に依頼しない場合、申立書や再生計画案の作成、裁判所とのやり取り、債権者との交渉などを全て自分で行う必要があります。
その結果、書類の不備や手続きのミスによって申立てが認められなかったり、適切な再生計画が作れずに不認可となるリスクが高まります。
また、債権者との交渉や裁判所対応の精神的負担も大きくなります。専門家に依頼することで、取り立てが止まり、手続きがスムーズに進むなど多くのメリットが得られます。
依頼後に弁護士から辞任されるケースはありますか?
信頼関係が破綻した場合や、重大なルール違反があった場合に辞任されることがあります。
- 弁護士からの電話・メール連絡や書類提出の要請を長期間無視し続けた
- 費用の分割積み立てを理由なく滞納し続けた
- 隠し口座や財産について嘘の報告をしていた
- 手続き中に無断で新たな借入れや特定の知人への返済(偏頗弁済)を行った
弁護士に辞任されると、債権者へ「辞任通知」が届き、止まっていた貸金業者からの督促や一括請求が即座に再開してしまいます。疑問やトラブルが生じた際は放置せず、必ず正直に弁護士へ相談することが大切です。
まとめ
個人再生は法的に認められた債務整理の一つであり、専門的な知識と経験をもつ弁護士や司法書士に依頼することが重要です。
法律事務所は得意分野が分かれるため、自分の状況とニーズに合う相手を選ぶことが求められます。
依頼にはメリットだけでなくデメリットも存在しますが、それらを理解して自身の状況に最も適した選択を行うことが大切です。
本記事で紹介した、おすすめランキングは信頼できる専門家選びの一助となるでしょう。
また、費用についても理解することで、安心して手続きを進められます。新たな人生のスタートを切るための一歩として、個人再生の活用をぜひ検討してください。



